閲覧ありがとございます! みかん家ミホです。
今年の夏も猛暑でしたね!
そんな猛暑と雨不足のなか、みかんたちも必死に育ってくれています。そしてやっと涼しくなってきたなぁという9月、私は必死に「割れみかん」を採ってます。
割れみかんとは何か?はこのあと詳しく説明させていただくとして、まずはじめに、みかんの実の数調整「摘果」について・・・
みかん狩りエリアでは、台風など天候理由で実が落ちてしまうリスクを考えて、あえて「摘果」は少なめにしています。
摘果とは、おいしいみかんを育てるために、実の数を調整する作業のことです。
みかん狩り園としては、より多くのお客様に提供できるよう、実は沢山あった方が良いのですが
味を濃厚美味しくするには、適度な実の数というのがあるようです。
摘果が少ないと、みかんたちへの負担が多くなり割れみかんができることも想定内。
悲しい姿ではあるけれど、自然なサイクルであり成長と受け止めています。
みかんが割れる詳しい原因…
全然わかっていなくて調べました!
梅雨明け後、晴天が続いて畑がカラカラに乾燥すると、みかんの木は一時的に水分を吸うのをやめます。そこで急な大雨が降ると、木はたくさんの水を一気に吸い上げようとして、急激な水分の吸収などで果皮が耐えられなくなり、裂けてしまうようです。今年の夏は雨が少なかった! 1度水まきをしているのです…が、
結局は定期的な程よい水分が必要ということなのですね( ;∀;)
ちなみに・・・和歌山県や愛媛県では、みかんの栽培においてスプリンクラーの設置がされています。
現地に行ったときに、設備の充実さと、農家さんも常日頃水分を気にされているのが印象的でした。
私たちの地域は、火山灰土壌という水はけのよい土地のため「水はけがよく保水力もある」という適地のようですが・・・
それでも最近の温暖化や雨不足だと、いよいよ対策が必要になるのかもしれないですね><
「今年のみかん大丈夫?」とご心配されたらすみません、いまいまはまだ大丈夫です!
皮の薄い品種(みかん狩りエリアの早生みかん)にだけ割れみかんあるものの、量が多い年なのでまだあります!
そして皮の厚い品種(オーナーエリアの青島みかん)は無事です
見た目がちょっと怖いですが・・・💦
写真撮っていますのでご欄ください
いつかは、摘果みかん(青みかん)を活用したなぁ
「せっかく育ったのに、もったいない!」と思ってしまうけど、木が一生懸命に水分を吸収した証拠。
また、割れみかんとなってしまった皮が薄いのは美味しい証拠。すべてひっくるめて愛おしい姿です🥹
いつかは、摘果みかん(青みかん)を活用したなぁ
割れてしまったみかん、私がつまみ食い(*´▽`*)
時期早くて強い酸味があるものの、極早生みかんのような爽やかさがあり私は好み(⋈◍>◡<◍)。✧♡。
たださすがに一人では食べきれないほどたくさんだったので、破棄となっております。
割れてしまったところから腐りも出ていますし、配送にも使えないので😢
来年ももしこのようなことがあれば、直接お会いできるお客様におすそ分けしたり、ドライフルーツやジャムを作ってみたりと、工夫してみたいなぁ。。。
アイデアありましたら是非お聞かせください🥺
TBSテレビ「news23」の取材がありました
この「割れみかん」のことが、先日テレビのニュース番組「news23」でとりあげられ、私はいけなかったのですが同じエリアの農家さんがインタビューにお答えられています。この現象が温暖化と関連付けて報じられたことに、改めて自然の大きさを感じます。
みかん狩りとオーナー様のみかんについて
みかん狩りシーズンは、割れみかんが出た後も問題なく開催しますので、ご安心ください。 ちなみに、オーナー制度で育てている青島みかんは、比較的皮が厚いためか、今のところ無事ですよ!品種によっても個性が違うのは、面白いですね。
みかん家では、このような自然のサイクルを大切にしながら、ひとつひとつ丁寧にみかんを育てています。今年も、まもなく収穫シーズンが始まります。皆さんのもとへ、愛情たっぷりの美味しいみかんをお届けできるよう、家族みんなで頑張りますので、楽しみにしていてください🙌
摘果みかん(青みかん)を破棄しない取り組みをされている農家さんもいるらしいので未来調べて挑戦してみたいなぁと思いました。
読んで頂き有難うございます♪
『読んだよ~』の合図で
💖をポチっとお願いします(*´ω`*)
⇙